大言小語 マスゴミ×SNS

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 新型コロナウイルス感染拡大でこの2年余りにわたり朝や昼の情報番組やワイドショーで見慣れた医療関係の面々がすっかり姿を消し、今ではロシアのウクライナ軍事侵攻で軍事の専門家が各局に引っ張りだこである。

 ▼戦争報道は大戦後に大きく変わってきた。ベトナム戦争は従軍記者・カメラマンが現実を世間に知らせる役割を担い、それにより戦争反対機運が高まり、結果的に米国を負け戦に追い込んだ。91年の湾岸戦争は、お茶の間にテレビゲームを見るかのようにニュースが流れて衝撃が走ったが、現代はSNS(交流サイト)を通じて瞬時に世界に広がり、大本営発表は大戦時のようにはいかない。情報統制を敷いてもロシアが思惑通りにコトを運べていない現状がそれを映す。

 ▼災害時や今回のような戦争時の情報収集ツールとしてSNSは欠かせないものとなった。ただ、その使い方を間違っている人が多い。個人の誹謗(ひぼう)中傷など悪意のある使い方をする。それに耐えきれずに自ら命を絶つ事件が注目された。今回の戦争報道では大学教授のテレビでの発言を前後の文脈を無視して揚げ足を取る。

 ▼今年の春には、皇族の進学先の学校に的外れな苦情が殺到し、それらの声に乗じてマスコミも反応した。数年前に学校側が会見済みで、当時騒ぎ立てなかったことを今になってマスコミがあれやこれやとつつき出す。学生たちは『マスゴミ』と呼んでいる。

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