住まい・暮らし・文化

ウッドショックの行方 (下) 住宅大手、工期遅延は回避も影響は継続

 コロナに伴う在宅勤務の常態化によって、戸建て需要が伸びた一方、ウッドショックの影響で、今後の木造戸建て住宅の価格への影響は不可避ともいわれている。先月定時総会・理事会を開催した住宅生産団体連合会(芳井敬一会長)の会見では、価格へのコスト転嫁もやむを得ないといった大手事業者や、住宅着工ができない状況に陥った中小事業者を踏まえ、「政府に対応を求めたい」との声をはじめ、中長期的に国産材の供給体制を構築すべきといった言及もあった。大手住宅各社にウッドショックの影響や対策、今後の取り組みについて書面で質問したところ、各社とも工期遅延は回避した一方、影響は継続していると回答した(8社が回答)。(フリーライター小山田湊)

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