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ラクス 小口現金処理効率化セミナー 

 経費精算のクラウドサービス『楽楽精算』を提供するラクス(東京都渋谷区)は、企業の経費精算の場面での「小口現金処理」の効率化を考えるセミナーを4月28日に開催し、ウェブで配信した。

 企業の小口現金処理では、管理や補充が手間となる。廃止を検討しても「代替方法」がないといった課題感があると説明。同社楽楽精算事業統括部営業ユニットリーダーの滝澤幸憲氏は、「日次や月次、その都度など、どのような処理方法でも小口現金精算は、銀行での入出金や防犯面のほか、通常業務の時間がなくなるなど、手間やリスク、心理的負担のデメリットが比較的に大きい」と指摘した。

 解決方法としては、そもそもの現金自体の取り扱いをやめて、法人向けのクレジットカードや通信販売サービスなどを使う代替方法の選択が、その一つとなる。同社のサービスと併用すれば、「会計ソフトとの自動連携、領収書の自動読み込みなどの対応機能を実装している。支払い状況を一覧表示して、データを可視化する。手作業のミスも防ぐ」と、その強みを紹介した。