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アンドパッド 受発注業務を電子化 建設業法などに適合

 クラウド型建設プロジェクト管理サービス『ANDPAD』を運営するアンドパッド(東京都千代田区)は、受発注者間のやり取りをデジタル上で完結できる電子受発注システム『ANDPAD受発注』を5月11日に開発した。電子署名やタイムスタンプ機能を実装させ、工事請負契約ばかりでなく、見積もりや請求業務にも対応した。

 今回の新たなシステムは、「グレーゾーン解消制度」を通じて国土交通省に適法性を確認し、建設業法・電子帳簿保存法などの関連法令に適合している。従来から課題だった受発注業務での電話やファクスの手間がなく、紙書類をペーパーレス化する。監督や職人、協力業者、経理などの業務の効率化に期待でき、手間や負担を軽減する。パソコンやスマートフォンでも操作でき、外出先での急な確認や編集作業も行える。同社のほかのサービス機能とも順次に連携していく考えで、円滑で的確な予算管理や工事現場管理の実現を支援していく。