大和ハウス工業は2月9日、21年3月期第3四半期連結業績を公表し、減収減益となった。受注済みの請負工事の施工と投資不動産の売却が順調に進ちょくしていることに加え、米国における住宅事業が堅調に推移。また、GoToキャンペーンをはじめとした政策の効果もあり、通期業績予想に対して、経常利益と四半期純利益については超過達成した。なお、通期の業績予想に変更はない。
戸建て住宅事業については、米国スタンレー・マーチン社における住宅販売が堅調で増収増益。賃貸住宅事業も管理戸数の増加や高水準の入居率を維持しているが、請負・分譲、開発物件売却が減少したため、減収減益となった。
大和ハウス工業
決 算 21年3月第3四半期
売上高 3兆41億円 (△5.0%)
営業利益 2,510億円 (△13.3%)
経常利益 2,452億円 (△14.9%)
当期利益 1,552億円 (△20.7%)
予 想 21年3月
売上高 4兆円 (△8.7%)
営業利益 2,580億円 (△32.3%)
経常利益 2,430億円 (△33.9%)
当期利益 1,300億円 (△44.4%)