都市OSとは何か(上) 「スーパーシティ」実現の情報基盤、官民連携で整備始まる 東京・竹芝や豊洲でスマート化
「都市OS」とは何か。日本においてはスマートシティ実現に向けた課題の中から生まれた考え方だ。都市には、災害情報や交通情報、警備情報、エネルギーコントロールなど多くの情報が飛び交っているが、その情報の管理は交通機関や自治体、警備会社などバラバラで、相互に利用することはできない。都市OSは、それらの情報を相互につなげ、データも縦横に流れ、新しい情報を簡単に追加できるようにする情報基盤を指す。政府は、スマートシティの先にある「スーパーシティ」の軸に都市OSを置いて、地域住民などに様々なサービスを提供することをもくろんでいる。具体的な取り組みも少しずつだが、始まっている。(桑島良紀)
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