政策 総合

横浜市 はまっこ郊外暮らし検討会 (中) 準空き家も相当数存在 25年に市の高齢者人口が100万人に

 横浜市の人口は約374万8000人(5月1日現在)、人口のピーク期は19年ごろと推測されている。人口増加が進む市北部に対し、南部(南区、港南区、磯子区、金沢区)は高齢者人口比率が約39%と、将来的に人口減少と高齢化が見込まれている。また、郊外住宅地では、第二世代の転出による空き家の発生が危惧されている。横浜市立大学と京浜急行電鉄、横浜市は、産官学で市南部の郊外住宅地の空き家を活用したまちづくりに取り組むため、「はまっこ郊外暮らし検討会」(年6回開催)を立ち上げた。  5月8日の第1回検討会では、金沢区での郊外住宅地の現地視察後、市や京急グループの取り組み事例紹介に続いて、同大学の齊藤広子教授が「郊外空き家を子育て世帯、若者が住みたくなるような住まいに変えるには何が必要かを考え、空き家を使った具体的なプランや、実現のための仕組みを提案することを検討会の成果としたい」と話し、意見交換会が始まった。

 

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