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売買仲介
決め手は情報開示―― 囲い込みをなくせ ステータス管理、その先の消費者対応は 日本版MLSを速やかに
ストック活用のまさに本丸が不動産流通市場活性化だ。中古住宅・リフォーム市場の20年までの倍増を目標にしているが、現状、思ったような進行状況ではない。その阻害要因は「情報の不透明さ」ではないか。事業者の中で情報を抱え込む「囲い込み」は、昨年経済雑誌やテレビを賑わせ、一般消費者にも知られるところになった。国土交通省、不動産事業者、関連団体は対応策として、レインズのシステム変更を迫られることになった。この1月から始まった「ステータス管理」。その実態と更なる情報開示策について追った。