マンション・開発・経営

主要不動産9月中間決算 総合大手など収益最高 ビル賃貸、マンションが好調 〝リーマン前〟を超える

 主要不動産会社の16年3月期第2四半期(中間)連結決算が出そろった。消費税引き上げ後の反動減が表れた前期から一転、大幅な増収増益が目立った。総合大手ではビルや商業施設などの賃貸事業が堅調だったことに加え、個人、投資家向け分譲物件も好調で最高決算を更新。一方、マンション主力組も販売が好調で回復軌道に乗せた格好。マンションなどの契約が順調に進ちょくしていることで、通期業績も増収増益予想が目立つ。ただ、今後は中国経済の減速や、10月に表面化した横浜市の「分譲マンション傾き問題」がマンション市場に影響を与えることになるのかなど不透明要因も残されている。

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