住まい・暮らし・文化

「緑のカーテン」ゆらす MEMS ◇上 住まいの省エネはどう進むか 電力自由化が住民結束の契機に

 マンションの高圧一括受電が一般化してきた。電力の大口需要者となり〝割安価格〟で仕入れ、その差額を専有部で享受すると約5%電気代を下げることができる。入居者の節電意識を高め、電力消費を抑えるMEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)にとって欠かせない仕組みだ。16年には一般家庭部門でも電力の小売自由化が始まるが、一括受電はその先導役とも見られている。〝住まいの省エネ〟は今後、どう進むのか。マンションならではの可能性を探る。      (本多信博)

この記事は有料記事です。 残り 1772 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»