鉄道網再編と再開発ラッシュ 変わる東京・渋谷 東急、地下鉄、西武、東武が相互乗り入れ
住宅新報 2013年3月5日 号 1面

渋谷駅東口前。この地下に相互乗り入れする東急東横線駅と地下鉄駅がある。右手の超高層ビルが昨年開業した渋谷ヒカリエ
若者の街、東京・渋谷が折から再開発ラッシュを迎えている。今最もホットな話題は3月16日、地下駅化した東急東横線と東京地下鉄(メトロ)副都心線、西武池袋線、東武東上線が相互乗り入れを開始すること。横浜みなとみらい地区などと埼玉県の川越や飯能という内陸都市が1本の電車で結ばれることになる。この相互乗り入れが首都圏の人の流れをどう変えるのか。またこれを機にJRを含めた渋谷駅周辺で再開発が加速する。昨年開業した渋谷ヒカリエは、街に芸術・文化の彩りを強めさせた。変身する渋谷の街は、東京の活性化を占う意味でも注目されそうだ。
東急東横線と東京メトロ副都心線の相互乗り入れが3月16日のダイヤ改正から行われる。これにより、これまで副都心線と接続していた西武池袋線、東武東上線が東急東横線と直結することになり、埼玉県西部から神奈川県東部が一本になる大鉄道網ができ上がる。すでに、沿線にあるターミナル駅では、これまでと変わる「人の流れ」を見極め、商戦を仕掛ける百貨店などの動きもあり、活気を呈している。
大きな影響を受けると思われるのが、大ターミナル駅の池袋と渋谷。副都心線が東急東横線と相互乗り入れすることで、埼玉から神奈川方面への観光、買い物客が増えると見られ、池袋を通過する「流れ」が出てくる。
渋谷も同様だ。現在の東急東横線の渋谷駅は廃止され、地下5階の副都心線と同じフロアに移る。渋谷駅での乗降は以前より面倒になるため、いかに大都市渋谷といえども、少なからぬ影響は出そうだ。


























