総合

秋商戦序盤 実需軸に広がり 経済情勢は不透明だが

 地価の下げ幅縮小や低金利などを背景にした需要の底堅さでようやく明るい兆しが見え始めた住宅・不動産市場。この秋は全般的に市況を回復軌道に持っていく期待が高まるが、そこに立ちはだかっているのが経済の先行き懸念。欧州の債務危と米国経済の回復の遅れに、尖閣諸島を巡る日中間の緊張の高まりの世界経済への影響という新たな不安材料加わり、再び不透明感が強まってきた。底堅い実需を軸に価格帯の広がりを持たせることができるか。秋商戦の序盤の動きを探った。

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