開発・企業 総合

持続可能な街を求めて【特集】 定着したエコ その意識と実践 道路と一体開発の「環2第3街区」 ワクワクさせる最先端のモデル 新名所となった「東京スカイツリー」

 環状2号線は戦後の米軍占領下、GHQのマッカーサー最高司令官が命じたと言われ、別名「マッカーサー道路」。計画は進まず、道路計画にかかった所は長い間、取り残された状態でもあった。

本格工事が始まった2000年前後、所有地の一部がかかる場所でもビルの建て替えが行われたが、設計で苦労した跡が建物形状からもうかがえる。計画されて半世紀以上、第3街区は建物と道路工事を一体的に行う、全国的にも珍しい建設工事現場だ。完成は共に3年後だが、地下を走る道路の上は、都市に憩いを与える緑豊かな空間となる。環境との共生、持続可能なまちづくりである。

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