賃貸・地域・鑑定 総合

神社の役割と地域社会(1) 村の復興には『鎮守』が必要 被災者の言葉をどう考えるか

 東日本大震災を経験して、地域のコミュニティや地域の絆の大切さが改めてクローズアップされている。そのシンボルの一つが鎮守であり、神社だ。新潟県中越地震で仮設住宅暮らしをしていた人が、家の次に「鎮守」を復興して欲しいと言っていたことに興味を持ったのが日本居住福祉学会会長・早川和男氏。神社庁の機関誌編集長などを務める東京都板橋区のときわ台天祖神社宮司・小林保男氏に鎮守と神社、その役割と地域との関係などについて、2月に天祖神社で意見を交わした。大震災からの復興、地域の活性化や街づくりとも密接に関係する対談の内容について、数回にわたって紹介する。

この記事は有料記事です。 残り 2172 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»