総合

高まる不動産投資熱 自宅価値目減り→資産防衛 中古ワンルーム市場に活気

 家計の資産残高が減り続けている。内閣府の国民経済計算によれば06年末の2759兆円から4年間で171兆円も減少した。自宅などの土地価格が下落し、預貯金も低金利が続いているためだ。日本は個人資産の5割以上が自宅なので、住宅の資産価値が上がらないと資産形成は難しい。老後の不安が募るのは当然だ。そうした中、昨年は中古ワンルームマンションの取引件数が過去最多の6万件台に突入。自宅ではなく、不動産投資で資産形成を目指す動きが活発化している。

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