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「ヒルズ街育プロジェクト」 小学生向けに生成AI活用プログラム

 森ビル(東京都港区)は7月28日から8月5日まで、「ヒルズ街育プロジェクト」を開催する。大企業による新規事業創出に特化した施設 ARCH Toranomon Hills(ARCH) では、生成AIを活用して新規事業創出に挑戦するプログラムを初開催。また、六本木ヒルズでは、当社の入社3年目の社員が企画から運営までを担当する人事研修を兼ねたプログラムも実施する。

 初開催の「生成AIを使って、『おやつの時間』をテーマに新規事業創出に挑戦しよう!」は7月29日に実施する。ARCHは、新しい商品やサービスを生み出すために大企業の新規事業創出部門が集まっている。同プログラムでは、「食物アレルギーのある子もない子も一緒に楽しめるおやつ時間を作るには?」をテーマに、「身の回りにある困りごとを解決するために、アイデアを仲間と議論し、社内提案する」という新規事業創出メソッドを、ワークショップ形式で体験する。NTT DXパートナーの「架空商品モール」を使い、森永製菓と共に新たなおやつ時間をつくる。対象は小学校4~6年生。定員20人。

 「六本木ヒルズのヒミツ探検ダイジェストツアー」は、7月28日~31日、8月4日~5日に行われる。対象は小学校3~6年生。定員は各回10組。

 「ヒルズ街育プロジェクト」は、未来を担う子どもたちに、街づくりのノウハウや街の魅力を伝えるとともに、楽しく学びながら次世代の都市のあり方を考える「体験学習プログラム」。「環境・緑」「安全・安心」「文化・芸術」をはじめとした多様なテーマでプログラムを展開し、2007年の開始以降、開催は約630回、参加者数は延べ 2万1000人を数える。