aeco light(東京都中央区)は、平面図をアップロードするだけで、「照明プラン」を自動で作成できるオンラインツール「CHUBICスマート照明プランナー」(チュービック)のベータ版を開発した。
ベータ版は無料で提供し、今後発表する正式版は有料で提供する。中小工務店の業務変革を支援する。
住まいづくりで重要な要素となる照明プランづくりは従来、工務店が社内で表計算ソフトなどを用いて手作業で行い、または、照明器具メーカーに相談するなど手間や時間がかかっていた。
また、照明設計や照度計算の専門知識も要するため、対応できるのは大手ハウスメーカーや一部の工務店に限られていた。中小工務店でも実現できるよう、これらの課題感を新サービスで解消できる。
新サービスは、インターネットを介することで場所を選ばずに誰でも「照度計算」や「照明配置図」を数分で作成できるようにした。
具体的には、平面図をアップロードして照明器具を選ぶだけで、照度を自動的に計算し、必要な灯数も推奨する。また、照明器具を平面図に足していく簡単なドラッグ・アンド・ドロップ操作で、照度分布図を自分で作成できる。照度はビジュアル化され、JIS規格に適合しているのかどうかも一目で分かる。
作成した照明プランと照明器具リストをPDF化して保存すれば、顧客との情報共有が容易になる。照度計算書の問い合わせや見積もり、照明プランなどの各種書類の作成に手間がなくなる。必要な資料を簡便に作成できる。
