総合

県立高校生徒が授業の一環として横浜駅西口の清掃と防犯活動に参加

 (一社)横浜西口エリアマネジメント(横浜市西区、左藤誠代表理事)は、10月26日に神奈川県立横浜平沼高等学校が行う「地域貢献活動授業」に協力する。今回で3回目の開催。横浜駅西口エリアの「クリーンアップ」と「防犯パトロール」活動の機会を、「体感型社会貢献活動」をコンセプトに授業プログラムとして提供する。

 昨年度の活動では、参加した生徒から「どうしてゴミが増えているのか、どうすればポイ捨てを無くすことができるのか、今後も街ゴミについて考えていきたい」という声があったほか、「街の事業者と一緒にパトロールすることで、街の安全を守ってくれている人たちがいることを知り、街とのつながりと感謝を感じるきっかけとなった」など、横浜駅西口エリアの課題や取り組みの成果を共有した。

 「地域貢献活動授業」は、神奈川県下の全県立高校が取り組んでいる授業。毎年秋ごろに「地域貢献デー」を設定し、地域貢献活動の象徴的な日としてボランティア活動を実施している。

 平沼高校はコロナ禍で従来の福祉施設訪問による授業が実施できないことなどから、高校近くのエリアマネジメント組織である、横浜西口エリアマネジメントで開催可能な授業プログラムについて相談。2021年度から屋外活動が主体となる同プログラムの提供を開始した。