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不動産求人の過半が年間休日「120日以上」 ビヨンドボーダーズ調べ

 じげんグループのBeyond Borders(東京都目黒区)が運営する不動産特化型の転職エージェントサービス「リアルエステートWORKS」は、同社の業務提携先の企業1036社の求人情報6761件(募集中・非公開・募集終了含む)を基にして、2023年9月下旬に実施した「年間休日」(有給休暇除く)に関する調査の結果をまとめた。

 求人情報ベースではあるものの、休日の少ないイメージだった不動産業界で、「やっと(年間休日120日が)一般的になってきた」と同調査では指摘している。

 同調査の結果によると、対象の6割の求人の年間休日は「120日以上」としている。週休1日や労働基準法に抵触(月40時間勤務で105日が下限)するような求人情報は、「ほぼ」なかった。現在、不動産業界では「ワークライフバランス」も意識して、年間休日数を増やす傾向になるようだ。

 年間休日が「120日以上」は全体構成比59パーセント(4014件)で過半数を占め、以下、「90日以上120日未満」が同41パーセント(2742件)だが、「90日未満」が5件あった。

 更に、年間休日120日以上を細かく見ると、「120日」は同58パーセント(2326件)が過半数で、次いで、「121日以上125以下」は同29パーセント(1145件)、「126日以上129日以下」は同11パーセント(450件)、「130日以上」は同2パーセント(91件)と続く。