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掃除ロボットの昇降機移動など検証 オカムラ・野村不動産HD

 オカムラ(横浜市西区)と、野村不動産ホールディングス(東京都新宿区)は、オフィスビル1棟全体での活用に向けた自律自動する「掃除ロボット」とエレベーターの連携に関する実証実験に着手した。

 労働力不足の課題解消を目的に、掃除ロボットを導入する効果と業務オペレーションの仕組みを検証する。
複数台の掃除ロボットがエレベーターと連携して移動し、一元管理できるようにする。また、災害時の対応方法も検討する。

 掃除ロボットの導入に際しては、エレベーターなどのビル内の既存設備との連携や、複数台の掃除ロボットの管理、掃除ロボットの移動に際しての段差や傾斜路の走破、壁際での清掃作業などの課題がある。

 今回、人の出入りする稼働中の大阪圏内のオフィスビルを検証の舞台に設定し、2024年4月までの期間で実現に向けた検証を重ねる。