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水害への危機意識が高まる セコムが防災意識調査

 セコム (東京都渋谷区)が全国の20歳以上の男女500人を対象に実施した「防災に関する意識調査」によると、「地震」への不安は80.8%で最も多く、続く「豪雨」(60.4%)や「台風」(59.4%)よりも20ポイント以上高い結果となった。また、「台風」「豪雨」「洪水」のいずれかの水害に不安を感じている人(n=382)に対し、5年前と比較した水害への危機意識を聞くと、「危機意識が高まった」との回答は96.8%にのぼった。

 一方、防災対策をしていない人(n=500)は57.4%で、半数以上が具体的な対策をとるまでには至っていないことが明らかとなった。また、防災対策をしているものの、「ハザードマップで危険エリアや避難場所・避難所を確認していない人」(n=115)にその理由を聞いたところ、「過去に見て安全だった気がするから」が35.7%で最多となった。