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船橋市、自治会、野村不「ふなばし森のシティ」 仏環境配慮認証の最終段階 海外では初

 森のシティ自治会(千葉県船橋市)、千葉県船橋市、野村不動産は、「ふなばし森のシティ」(船橋市北本1丁目)におけるまちづくりに関して、12月14日にフランス政府住宅・持続的居住省が推進する「エコカルティエ認証(Label ÉcoQuartier 環境配慮型地区認証)」の最終段階であるステップ4を、フランス国外において世界で初めて取得した。

 今回の取得にあたり、野村不動産が船橋市との連携のもと開発を行った「ふなばし森のシティ」において、森のシティ自治会等をはじめとする住民による、包括的なコミュニティを目指した継続的な取組が評価。「ふなばし森のシティ」でのまちづくりでの経験を踏まえ、他の地域・不動産開発においても、住民自らが主体的に関わる持続可能なまちづくりを推進していることを評価された。

 エコカルティエ認証とは持続可能なまちづくりによって質の高い暮らしを実現することを目的に、模範的な事業に対してフランス政府住宅・持続的居住省が認証するもの。同認証は4段階で審査され、フランス国内では500を超えるプロジェクトがエントリーしている。その内、ステップ1、2の段階に計440プロジェクトあり、ステップ3には78プロジェクト、ステップ4には16プロジェクトが進んでいる。