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大和ハ、沖縄にZEH-M40戸、全戸VRモデルの案内開

 大和ハウス工業は10月22日、沖縄県中頭郡で開発している新築分譲マンション「プレミスト北谷 アラハビーチ The TERRACE(ザ・テラス)」(総戸数40戸)のVRモデルルームの案内を開始した。全6タイプ・40戸の全住戸のVRモデルルームを用意。希望する住戸のほか、位置や階数によって変わる眺望を再現、100インチの大型モニターで体感できる。
 那覇空港からは車で約37分(約18.4キロメートル)に位置する敷地1229.76平方メートルに、50.01~71.82平方メートルの2LDK~3LDKの専有部からなる延べ2998.09平方メートルの11階建てを建設している。全長約600メートルの「アラハビーチ」から徒歩3分、観光地としても人気のショッピング・エンターテインメントエリア「アメリカンビレッジ」から車で約5分(1.8キロメートル)の立地で、浦添北道路・臨港道路浦添線の開通によりさらにアクセスが向上している。沖縄県外からのセカンドハウス需要も見込む。
 沖縄県では当社初となる「高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)支援事業」に採択。「ZEH-M Oriented」基準をクリアした。
 また、ハウスクリーニングや保管付き宅配クリーニングなどを提供する「暮らすプラス」や「長期留守宅管理サービス」、「家具家電フルパッケージオプション」などの生活サービスを用意したほか、定住だけではなく一定期間以外は賃貸することも想定。各住戸に鍵のかかるクローゼット「オーナーズロッカー」を採用した。
更に、住民による理事会を組成せずに、傘下の大和ライフネクストが管理組合運営を行う「外部管理者総会監督型」の「第三者管理方式」を導入することで、管理組合役員の責任と負担の軽減、手不足という問題の解消を図る。
なお、案内所は、既に販売中の「プレミスト北谷伊平Sea&forest」のコンセプトルームがある「Daiwa PREMIST Lounge 北谷」を活用することで、スクラップ&ビルドの展開を改め、環境への配慮を図った。
 竣工は24年1月、引き渡し開始は同3月を予定している。販売開始は11月下旬を予定。販売戸数、金額は未定。