総合

東大と地所が産学連携協定、12月に第1弾実施

 東京大学と三菱地所は10月21 日、産学協創協定を締結し、「三菱地所東大ラボ」を開始した。今後10年間にわたり産学協創における協業を推進する。両者は、これまでの産学連携・スタートアップ支援の取り組みをより一層強化。「三菱地所東大ラボ」は、東京・本郷から、大手町・丸の内・有楽町までのエリアにイノベーションを創出・成長させるエコシステムの拠点を構築し、同エリアを魅力ある場として創造し、本丸イノベーションオーバルを形成していくことを目指す。

 「三菱地所東大ラボ」の主な取り組みは、ポストコロナを見据えた次世代のまちづくり研究と実践、スタートアップの成長を加速するエコシステム形成、スマートシティの深化、未来を創る人材育成-となっている。具体的な取り組みの第1弾として、「(仮称)東大WEEK@丸の内」を開催。12 月19 日~21日に、東大の教授・准教授が丸の内エリア各所で講演を行う。

(写真)吉田淳一・三菱地所社長(左)と藤井輝夫・東京大学総長(右)