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日建設計など「AI地域冷暖房」システム開発、CO2削減効果に期待

日建設計、日建設計総合研究所、東邦ガス、住友商事マシネックス、アラヤは「AI地域冷暖房(通称・AIちれい)」を開発した。5月から名古屋栄三丁目北地域冷暖房で実証実験を実施する。主な特徴は、⑴熱量・送水量需要予測⑵送水温度判定⑶熱源機の省エネ判定――となり、エリア単位で冷暖房用のエネルギーをまとめて製造、地域の複数建物に供給することで環境性・経済性・防災性を高められる都市インフラの重要なシステムだ。2050年のカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、CO2削減効果が見込める地域冷暖房は熱エネルギー分野で着目されている。