マンション・開発・経営

東京・五反田でホテルをコンバージョンしたオフィス  リアルゲイト

 都心部を中心にオフィスの企画・運営を手掛けるリアルゲイト(東京都渋谷区、岩本裕社長)は、テンワス(東京都千代田区、南文雅貴社長)が東京都品川区東五反田で所有する旧ホテル物件をコンバージョンし、“クリエイティブオフィス”の「THE CASK GOTANDA(ザ・カスク・五反田)」を開業する。4月27~28日に先行内覧会を開き、5月に入居を開始する予定だ。

 同物件はJR山手線・東急池上線・都営浅草線の五反田駅から徒歩5分の立地。建物は築20年の鉄骨鉄筋コンクリート造・10階建て、延べ床面積約1750平方メートル。リアルゲイトがテンワスから同物件の設計施工・企画開発・運営管理業務を受託し、近年の宿泊施設需要を考慮してオフィスに用途転換した。

 元ホテル物件として、客室の仕様をオフィス専有部に生かしてリノベーションしたほか、共用部にはコワーキングスペースをはじめ、緑化を施した屋上テラスやアーティストによる作品などを設置。利用者の快適性向上に加えてリフレッシュや創造性の刺激の効果を狙う。

 開業に際しては、「スモールオフィス」58区画(約13~35平方メートル)のほか、施設内の共用部すべてを利用できる「コワーキング会員」を募集。月額賃料・利用料は「スモールオフィス」が10万円台から、「コワーキング会員」が2万5000円からとしている。