資格・実務

12月宅建試験合格基準点、本社講師陣36点前後と予想

 21年度(令和3年度)の宅地建物取引士資格試験(宅建試験、試験実施機関・不動産適正取引推進機構)の2回目が12月19日、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、大阪府、滋賀県、広島県、沖縄県の8都道府県で実施された。本社講師陣の分析によると、全体的な難易度は、10月に行われた1回目の試験よりやや易化したと見ている。権利関係で難しい問いがあったものの正答は導きやすく、10月の試験よりも法令上の制限と宅建業法でそれぞれ1点上回り、合格基準点は36点前後と予想する。合格発表は22年2月9日の予定だ。