売買仲介

AIで利用者と非公開物件つなぐプラットフォーム新機能 リマールE

 リマールエステート(東京都中央区)は、最新技術の不動産テックを活用して、事業者間の不動産売買の機会を創出する新たなサービス「キマールマーケット」を開発し、10月18日に提供を開始した。同社で運営する不動産売買プラットフォーム「キマール」を通じて非公開物件の情報を入手でき、事業者間のクローズドマーケットの場を提供する。

 従来からの機能では、業務支援として、物件や顧客、営業活動の管理、情報配信などを行える。これに今回、新機能として、総額4兆円規模の非公開物件情報をベースに、物件と利用者をAI(人工知能)でマッチングし、新たな不動産売買の機会を創出する。すでに提供している「レコメンド機能」は社内で持つ物件情報と顧客情報をAIが自動マッチングし、21年11月上旬に提供を始める「コネクション機能」では新規人脈との新たなつながりをつくれる。これら機能の併用により、最短での不動産売買の成約に期待できるようにする。