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耕作放棄地で福祉農業連携の投資型太陽光発電事業開始 エコスマイル

 エコスマイル(名古屋市中区)は、耕作放棄地や遊休地を活用する、投資型の「農福連携土地付き営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」事業を2021年2月12日から始めた。農地適格法人が主導し、共同による農業を通じ、障がい者の働く場を設け、高齢化の進む農業分野の新たな担い手の確保に期待できる、土地所有者が土地を賃貸もしくは売却し、営農部分は同社と連携している専門の認定営農者が担い、投資家が太陽光発電事業を運用する仕組み。

 ソーラーシェアリング事業では、これまでは農地転用許可の下りなかった農業振興地域などの優良農地でも、太陽光発電システムを建設できるという。同社では地域の土地所有者と提携し、農業委員会への提出書類も対応するため、発電事業者は手間無く太陽光発電の投資ができるようにしている。