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スーパーシティ構想実現に向けデータ基盤検討 NEC・日立など

 日本電気(NEC)、日立製作所、アクセンチュア(東京都港区)、データ社会推進協議会(東京都港区)は、スーパーシティ構想の実現に向けたデータ連携基盤に関する調査を始める。2021年3月まで、内閣府からの受託事業となり、データ連携基盤の整備に向けてAPI(アプリが連携するための機能)仕様やデータモデルの調査・検討、データ連携に必要な相互運用性(複数システム接続の連携動作)の確保に向けて方策を検討する。

 スーパーシティ構想で中核となるのが地理・空間の情報や、企業などの組織ごとの主体が保有している各種データを連携できる基盤にある。今回の同基盤の構築に向けた検討結果は、2021年春に選定されるスーパーシティエリアで構築される開発者のポータルサイトやデータ連携基盤で活用されることも期待されている。