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三井ホームと静岡ガスG、太陽光発電システムを実質負担ゼロに

 三井ホームと静岡ガスおよび静岡ガスグループ各社は、静岡県内で三井ホームの新築戸建て住宅を注文し、太陽光発電システムと家庭用燃料電池「エネファーム」を同時に設置するユーザーを対象に、太陽光発電システムを実質負担ゼロ円にするサービス「未来発電G with SHIZGAS ソラーレ」の提供をこのほど開始した。
 新サービスでは4キロワット以上10キロワット未満の太陽光発電設備を無償で提供し、発電設備の設置工事費は、相当額をエネファーム設備費用から減額する。これによりユーザーの太陽光発電システム導入コストは実質負担がなくなるという(屋根勾配等の設置条件により実質負担額がゼロにならない場合がある)。
 発電した電気は家庭で自由に使え、使用せずに余った電気は電力会社に売電し、10年間は静岡ガスにその収入を譲渡するという契約。10年間の契約期間終了後は、売電収入もユーザーが得ることになる。
 ユーザーは、太陽光発電とエネファームのダブル発電により、購入電力量を減らし光熱費を削減できる。また停電時には太陽光発電とエネファームそれぞれを非常用電源として使える。ZEH認定により補助金制度の対象になる。