投資

主力事業に位置付け「物流施設」の開発加速へ 霞ヶ関キャピタル

 霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)は、物流施設ブランド名称を「LOGI FALG」(ロジ フラッグ)に2020年12月1日に統一し、今後の主力事業として展開する。これを機に、千葉県船橋市内で開発用地を購入した。インターネット通販のEC市場の高まりや、冷凍冷蔵倉庫の需要の増加を背景として、物流施設市場の一層の拡大を判断した。

 施設展開の軸として、環境配慮型コールドチェーンの物流施設や、大型物流倉庫と各地域の配送拠点をつなぐ中継地点を開発する。開発ノウハウを生かし、市街化調整区域に不動産活用で価値を創造する。

 今回千葉県船橋市内で取得した用地では、冷凍冷蔵倉庫を整備する。建物規模は4階建て延べ約2100坪、敷地は約1100坪。また、今後更に、千葉湾岸地区の敷地約1500坪で4階建て延べ約2500坪の冷凍冷蔵倉庫を、埼玉内陸地区の敷地約2700坪で4階建て延べ約4000坪のドライ倉庫を開発していく予定。