政策

20年度サ高住整備事業の支援対象を募集、要件に追加も 国交省

 国土交通省は現在、20年度サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)整備事業の公募を行っている。都道府県等の登録を受けるサ高住について、新築及び改修の費用の一部を補助するもので、応募期限は21年2月26日。
 補助対象の要件は、まず「高齢者の居住の安定確保に関する法律」の規定するサ高住として10年以上登録すること。そして昨年度までと同様の「近隣の同種の住宅と家賃が同程度」といった要件のほか、今年度は新たに「入居者が任意の事業者による介護サービスを利用できる」「情報提供システムで開示している介護サービス等の内容に変更があった場合は速やかに情報を更新する」「運営事業者が遵守すべき事項を宣誓し、情報提供システムで開示する」の3点が要件として追加された。
 補助内容は「住宅」と「高齢者生活支援施設」に分かれており、いずれも補助率は改修が3分の1、新築が10分の1。補助限度額は、「住宅」の改修が戸当たり180万円、新築は住戸面積によって同90~135万円。「高齢者生活支援施設」は改修と新築のいずれも1施設当たり1000万円。
 応募要領や様式などの詳細はホームページ(http://www.koreisha.jp/service/)を参照のこと。問い合わせは同事業事務局、電話03(5805)2971へ。