住まい・暮らし・文化

「公共トイレ検索アプリ」展開の米スタートアップに出資 TOTO

 TOTOは7月30日、米国のスタートアップ企業「Good2Go,Inc.(グッド・トゥー・ゴー、以下グッド社)」(Fran Heller代表、カリフォルニア州サンフランシスコ)へ出資を行うことを発表した。
 グッド社は14年設立で、トイレに関わるアプリ開発などを手掛ける企業。米国は公共トイレの数が少なく、衛生面や安全性に大きな課題がある。そこでグッド社は、「誰もが快適なトイレにいつでもアクセスできること」をビジョンに掲げ、市内の飲食店などと連携してトイレを改装。独自開発アプリを通して快適なトイレを検索・予約・利用できるサービスを展開している。また、将来的には「誰もが快適なトイレをアプリで呼べるサービス」の提供を目指し、モバイルトイレの実証試験も行っている。
 TOTOはグッド社への出資により、「当社の持つ知見を生かし、スタートアップ企業と連携することでパブリックトイレにおける新しい価値創造の実現に取り組む」としている。