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6月の都心5区の平均空室率が小幅上昇、三鬼商事が調査

 三鬼商事がまとめた6月時点における東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況によると、平均空室率が前月比0.08ポイント増の1.72%となり、小幅に上昇した。大型空室の募集開始の動きや成約が小規模に止まったため、同地区全体の空室面積は前月より6400坪増加した。3棟の満室稼働ビルが既存ビル区分にシフトしたが、竣工1年未満のビルに成約の動きがあったことから、新築ビルの空室率は、2.98%(同0.15ポイント減)に低下した。