4カ月連続で減少　首都圏9月の賃貸成約　前年増の反動続く

　アットホームの調査によると、9月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万6089件で、前年比13.4%減となり、4カ月連続でマイナスとなった。
　エリア別に見ると、東京23区は、7626件で前年比8.2%減。東京都下は1295件で同17.8%と二桁減。神奈川県は4032件で同17.5%減。埼玉県は1473件で同19.1%減と7カ月連続で二桁減となり、同18カ月連続の減少となった。千葉県は1663件で同16.8%減で、前年増の反動もあり、全エリアでマイナス。東京23区以外は二桁減だった。また、好調だったシングル向けマンションが、成約の6割超を占める東京23区の変調で5カ月ぶりにマイナスとなっている。