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リモートワークが世界の潮流に リージャスG調べ

 世界100カ国以上で3000拠点のレンタルオフィスを運営するリージャス・グループはこのほど、ビジネスマンを対象にフレキシブルな働き方に関するグローバル調査を行った。
 96カ国以上、1万8000人を対象にしたこの調査によると、世界のビジネスマンの3分の2以上(世界では70%、日本では64%)が少なくとも週1日はオフィス以外でリモート勤務をしており、週の半分以上リモート勤務をする人が半分以上(世界の53%、日本59%)、更には週5日リモート勤務をしている人が10人に1人(世界11%、日本13%)に上ることが明らかになった。
 他方、企業への調査では、「フレキシブルな働き方は、自社の競争力を強化する」と回答したのは世界では87%、日本では74%、「フレキシブルなワークスペースは、従業員の生産性を向上させる」との回答は世界では82%、日本では67%におよんだことも分かった。
 同グループ日本代表の西岡真吾氏は、「モバイルワーカーが主体になりつつある。このワークスタイルの変化は全世界、そして日本でもワークスペース環境を大きく転換する。企業の固定的な不動産の考え方にどのような影響があるか、更に注視している」と話している。