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景気回復一服、不動産は3年2カ月ぶり50台を回復 TDB調べ

 帝国データバンクはこのほど、5月の景気動向調査結果を発表した。それによると、景気DIは前月から横ばいの46・5。国内景気は東京五輪や復興需要などの建設関連が旺盛だったが、人手不足による負担増もみられ、景気回復が一服した。
 業界別では、「不動産」が前月比1・0㌽増の50・7となり、2カ月連続で改善。14年3月以来、3年2カ月ぶりに50台を回復した。賃貸用物件の販売が好調に推移する中で、「競争力のある地域・物件を中心に堅調に推移」という声も聞かれるなど貸家業の景況感は3カ月ぶりの改善に転じた。