政策 総合

「中古住宅・空き家フォーラム」、主要業界団体が開催 石井大臣も挨拶

 全国宅地建物取引業協会連合会、全国宅地建物取引業保証協会、全日本不動産協会、不動産保証協会、不動産協会、不動産流通経営協会、全国住宅産業協会で構成する「中古住宅・空き家フォーラム実行委員会」は5月18日、東京・虎ノ門のニッショーホールで「中古住宅・空き家フォーラム~宅建業法改正でストック活用に新潮流~」と題するフォーラムを開催した。参加者は約750人に上り、会場はほぼ満席だった。

 石井啓一国土交通大臣、金子一義自民党住宅土地・都市政策調査会長、谷脇暁国交省土地・建設産業局長らによる挨拶・特別講演が行われたほか、日本総合研究所理事長の高橋進氏が「今後の日本経済と中古住宅流通市場」と題する基調講演を行った。その後、専門家らによるパネルディスカッションが行われた。

 今回のフォーラムは、人口減少社会の中で住宅の資産価値をどう維持し流通させるか、またどのように有効活用すべきかについて話し合うと共に、社会問題化している空き家について、除却や流通促進の観点で幅広くとらえるために開催された。