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住宅総合指数 今月から本格運用 マンションは22カ月連続増 12月不動産価格指数

 国土交通省は3月25日、14年12月の不動産価格指数(住宅)を発表した。
 全国の住宅総合指数は10年平均を100として、12月は102.5(前年同月比1.2%増)だった。
 住宅地は97.5(同3.0%増)、戸建て住宅は98.1(同2.0%減)、マンションは115.8(同4.0%増)で13年3月から22カ月連続のプラスとなった。
 なお、今回発表から本格運用を開始し、これまであった、「更地・建物付き土地」というカテゴリーは更地と建物付き土地を分離することが可能となったため、更地を「住宅地」、建物付き土地を「戸建て住宅」とした。また、これまで08年平均を100としていたが、公的統計の指数は5の倍数の暦年を100とすることが一般的であるので、10年平均を100とした。
 東京都の住宅総合指数は106.3(同4.9%増)、住宅地は104.6(同13.7%増)、戸建て住宅は97.3(同1.6%減)、マンションは114.7(同4.9%増)だった。
 東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は114.8(同2.3%増)、住宅地は103.3(同3.9%増)、戸建て住宅は111.7(同2.9%減)、マンションは174.8(同16.7%増)となった。