住まい・暮らし・文化

防火シャッター雨戸で建基法違反 大和ハが施工

 国土交通省は12月16日、大和ハウス工業が施工した住宅で、防火シャッター雨戸が大臣認定仕様と異なる仕様で施工されたため、建築基準法違反であることが判明したと発表した。シャッターのガイドレール下地枠を躯体に固定するねじの寸法が、本来直径4×60ミリ以上でなければならなかったのが、メーカー指定のネジ以外のネジ(直径4×25ミリなど)で固定されていたもの。
 同社から国土交通省に仕様に適合しない疑いがあるとして報告があり、東京都、千葉県、神奈川県などの住宅9棟において基準不適合が判明、この他1863棟についても疑いがあるとして、現在調査中。
 なお、これらの防火シャッター雨戸について、遮炎性能試験を行った結果、必要な性能が確保されており、安全上支障はない。
 相談窓口は、大和ハウス工業シャッター雨戸対策室、電話0120(373)712。