政策 賃貸・管理

明海大と日管協、「米国版賃貸管理員」普及へ

 明海大学不動産学部と日本賃貸住宅管理協会は、アメリカ流の賃貸管理形態「オンサイトマネジャー制度」の普及に向けて活動を開始した。

 オンサイトマネジャーとは、集合住宅の資産価値向上を目的に活動する物件管理員のこと。清掃作業や一般管理業務だけでなく、イベント企画や様々な入居者サービスなどソフト面のサービスも手掛ける特徴がある。明海大と日管協が「産学連携で賃貸管理の進展のために」として取り組む運びとなった。

 不動産学部を持つ明海大学が、専攻する学生を派遣するなどしてまずは認知度を上げていく。日管協会員は、受け入れる物件の供給に努める。将来的には、オンサイトマネジャーを賃貸管理の正式業務の一つとして確立したい考えだ。