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戸建てオーナーを会員化 住生活を広くサポート ジャパンホームS

 LIXILグループの地盤調査、建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(斉藤武司社長)は10月から、戸建てオーナー向けの会員制住宅管理サービスを開始した。「ハウスオーナーズクラブ・住生活サポートサービス」のサービス名で、住宅の維持・管理から日常の困りごとまでを総合的にサポートする。
 同社では、持ち家戸建てには住宅管理業が確立されていないとの判断から、ストック時代の戸建て管理サービスを新市場として創造していく考えだ。
 標準サービスは、月額1750円(税別)で5年契約。グループの事業者と共に、建築士による住宅点検、24時間365日対応の水周りや開口部の設備トラブルサポート、年2回まで出張料金が無料の「お手伝いサービス」を提供する。」また、災害対応見舞金(10万円)と優待特典も用意した。
 これまで同社が検査などを手がけた11万4000戸に上る潜在需要の掘り起こしや、取引のある約1万8000社の住宅関連事業者を通じて消費者の会員化に取り組み、2016年度には3万会員、5億円の売上を見込んでいる。