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マンション共用キッズルーム、新技術で空気清浄

 サンケイビルと阪急不動産は、両社が共同開発している分譲マンション「ルフォンソレイユ船橋美し学園」(千葉県船橋市)の共用キッズルーム兼集会室に、新たな空気清浄技術を導入する。北海道大学電子科学研究所の石橋晃教授が考案・開発した空気清浄技術「CUSP」を取り入れた。共同住宅で同システムを使った空気清浄方式の導入は今回が初めてという。

 同社によると、外気をフィルタで濾過して部屋に送り込む従来方式と比べて、「CUSP」はガス交換膜を設けて部屋内の100%循環フィードバックを行うため、新鮮な空気状態を保ちつつ、部屋内から外部に塵埃を排出しない。また内部に発生した塵埃のみを取るため、濾過フィルタの寿命も伸ばせることが特徴。

 「ルフォンソレイユ船橋美し学園」は、東葉高速鉄道の船橋日大前駅から徒歩4分に立地し、10月下旬から販売を始める。間取りは3LDK~4LDK(70~90平方メートル)で、価格は2600万円台~4600万円台。入居開始は2015年9月下旬を予定している。