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5月の投資動向、1棟物件価格が再び上昇

 不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックはこのほど、「投資市場動向データ5月期分」を発表した。5月1~31日までに同サイトに新規掲載された物件と問い合わせのあった物件を分析した。それによると、先月消費増税の影響で下落していた1棟物件の価格が再び上昇した。

 1棟アパートの新規掲載物件の価格は6600万円で前月比690万円上昇。問い合わせ物件の価格も5192万円で同93万円のアップ。表面利回りは、新規掲載が10.06%(前月比0.43ポイント減)、問い合わせ物件が12.02%(同0.24ポイント減)となった。

 1棟マンションも同様の傾向だった。物件価格は、新規掲載が1億9359万円で同148万円のアップ。問い合わせ物件も同258万円増の1億6206万円だった。表面利回りは、新規掲載物件が8.76%(同0.18ポイント減)、問い合わせ物件が10.51%(同0.32ポイント減)で前月よりも低下した。