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インヴィンシブル投資法人 有老ホーム7物件譲渡、賃料アップ見込めるホテルと入れ替え

 インヴィンシブル投資法人は、保有していた介護付き有料老人ホーム7物件を売却し、新たに都内のホテル2物件を取得すると発表した。ビジネスのほか国内外の観光客需要増を背景に、ホテルの方が賃料収入の増加が見込めると判断した。

 老人ホーム7物件の稼働率は100%。順調な運用状況であるものの、20年の長期契約・固定賃料の賃貸となっているため安定性はあるが今後の賃料の上昇は限定的と見る。

 一方、今回のホテル2物件では、「固定賃料プラス変動賃料型」の賃貸形態を導入する。そのため、固定賃料に加えてホテル運営状況に連動した賃料を受け取ることができる。

 有料老人ホーム7物件はいずれも「ボンセジュール」シリーズで、5月22日に国内の特別目的会社に譲渡した。譲渡価格は合計54億円。

 ホテルは5月23日に取得予定で、「ホテルマイステイズ神田」(東京都千代田区、取得予定価格28億5100万円)と、「ホテルマイステイズ浅草」(東京都墨田区、同25億8400万円)。