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「既存住宅現況検査技術者」講習 第2回は6月開催 受講要件の緩和も

 住宅瑕疵担保責任保険協会(東京都港区)は6月中旬から約1カ月間にわたって、第2回「既存住宅現況検査技術者講習」を全国15都市で開催する。

 国土交通省による指針「既存住宅インスペクション・ガイドライン」に即した講習を行い、中古住宅の診断・検査の実務者を育成するのが目的。13年11月から開催した第1回講習は満席となった会場が複数あり、追加日程も設けた。そのため第2回は東北や北陸、山陰、四国地方などで会場を新設。受け皿を大幅に拡大した。このほか、建築士または適合判定資格者であれば誰でも受講できるよう、要件を緩和。また、国交省の補助事業「長期優良住宅化リフォーム事業」の必要工程であるインスペクション(住宅診断・検査)について、診断シートの記入の仕方を講習内容に盛り込み、受講のメリットを増やした。