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三幸エステート3月調査 大型ビル空室率、需要拡大で再び低下

 三幸エステートがこのほど発表した「オフィスマーケット3月度」によると、都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の大規模ビルの空室率は再び低下に転じ、5.38%(前月比0.23ポイント減)となった。2009年7月以来の5%前半まで低下した。

 景気・雇用の拡大を背景にオフィスの拡張ニーズが高まった。内部増床に加えて、新規・移転需要も拡大傾向が顕著という。調査対象は、基準階貸室面積200坪以上の賃貸オフィスビル。