政策

13年の月額現金給与総額 31万4054円で過去最低を更新

 厚生労働省は2月18日、2013年分の毎月勤労統計調査の確報を発表し、労働者が月々にもらった現金給与総額は31万4054円で前年を73円下回り、過去最低を記録した。

 現金給与総額とは、所得税や社会保険料などが差し引かれる前の給与の総額で、基本給に残業代やボーナスなどを足したもの。

 2月5日発表された同調査の速報値では31万4150円で、前年を23円上回り、過去最低から抜け出したと見られていたが、賃金が低いパートの比率が確報でわずかに増えたことで、総額を下げたものと思われる。