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「業容・人員拡大」が5年ぶりトップ トレンド前向きに 東京オフィスニーズ調査

 森ビルがこのほど行った「東京23区オフィスニーズに関する調査」によると、新規賃借の理由で「業容・人員の拡大」が5年ぶりの1位(34%→40%)に、「立地の良いビルに移りたい」(30%→32%)が2位となった。また、新規賃借面積の「拡大予定」が2年連続で増加、「縮小予定」が2年連続で減少するなど、「オフィス移転の理由がこれまでに比べ、前向きのトレンドに転じている」(森ビル営業本部マーケティング部)と分析している。

 新規賃借予定について「有り」と回答した割合は20%で、5年連続で2割を超えた。

 新規賃借予定の希望エリアは、都心3区(千代田区、中央区、港区)を希望する割合が79%と高く、都心3区のエリア別では、「日本橋(16%)」「丸の内(13%)」「大手町(12%)」「虎ノ門(12%)」「六本木(12%)」と続いている。

 この調査は、東京23区に本社が立地する企業で、資本金上位の1万社にアンケートを行い、2149社から回答を得たもの。調査時期は2013年10月上旬から11月上旬。